2014/08/30

シークレット・サンシャイン/밀양  ミリャン 密陽



【物語】※ネタバレあり
 シネ(チョン・ドヨン)は夫と死別した。夫が生前、故郷の密陽市で子供を育てたいと言っていたので、密陽市に息子とともに越してきた。

ブロークン・アロー/Broken Arrow



【物語】※ネタバレあり
 ヘイル大尉(クリスチャン・スレーター)とディーキンス少佐(ジョン・トラボルタ)はステルス爆撃機のパイロットだ。ディーキンスはヘイルを中途半端なカマ野郎だとバカにしてる。ボクシングのスパーリングでいつもディーキンスに勝てないのは、中途半端だからだ。

2014/08/26

ウォリアーズ/The Warriors


【物語】※ネタバレあり
 ニューヨーク中の有力なストリートギャングを、ギャングチーム・リフスのボス・サイラスが招集した。千人近いストリートギャングを前にサイラスは語りかける。ニューヨーク中のストリートギャングを集結すれば俺達の数は警察よりも多い、団結せよ!熱狂!銃声!サイラスは死んだ。ストリートギャングを束ねるなど戯言だ。

ロング・ライダーズ/The Long Riders


【物語】※ネタバレあり
 ジェームズ・ヤンガー強盗団は4つの無法者の兄弟が集まった強盗団だ。共通点は南軍の負け犬ども。強盗団のリーダーはかの有名なジェシー・ジェームズ。あのジェシー・ジェームズ。伝説的な無法者の一人。伝説の一つに列車強盗のエピソードがある。列車強盗で難しいのは列車を止めることだが、ジェシー・ジェームズは列車の前に突っ立ているだけで列車を止めることができたという。

2014/08/22

ワイルド・レンジ 最後の銃撃/Open Range


【物語】※ネタバレあり
 チャーリー(ケビン・コスナー)は南北戦争で殺しの腕を買われ、特別な部隊にいた。その後は西部に流れてきた。西部でも殺しの腕を買われ血なまぐさい仕事をしていた。だがある日嫌気が差した。

2014/08/19

持ってるDVDを改めて観る ハード・ターゲット/Hard Target


【物語】※ネタバレあり
 ホームレスが武装した男たちに追われ、無残に殺された。男たちは元軍人のエミール(ランス・ヘンリクセン)という男の部下だ。エミールの仕事は退屈した金持ちに、狩場を世話してやることだ。獲物は人間だ。

2014/08/15

ロバート・デ・ニーロ エグザイル/Being Flynn


【物語】※ネタバレあり
 ニックは生きる目的を見いだせずフラフラしている若者だ。母親は自殺し父親のジョナサンはいずれ大作家になると言って酒を飲むだけの穀潰しだ。小切手の詐欺で服役したこともある。ニックとはほとんどあったこともない。

キリングゲーム/Killing Season


【物語】※ネタバレあり

 エミール(ジョン・トラボルタ)はセルビア人だ。民族浄化にあい母と妹をレイプされ焼き殺された。エミールは軍に入り母と妹を殺したクロアチア人やボシュニャク人に同じことをした。彼の部隊はサソリと呼ばれた。

2014/08/11

観るべき海外ドラマ 「サン・オブ・アナーキー/Sons of Anarchy」


【物語】
 アメリカの田舎町チャーミング。この町はモーターサイクルギャング・サン・オブ・アナーキーが支配している。彼らはアメリカの各地や海外にまで支部を持つ巨大な組織だ。地元の警察と癒着し、地元民から愛されながら恐れられている。シノギの方法は、修理工場の経営に武器の密売などだ。

2014/08/10

観るべき海外ドラマ 「デクスター 警察官は殺人鬼/Dexter 」 


【物語】
 デクスターはマイアミ警察の鑑識課で働いている。専門は”血”、血痕分析だ。もう一つの彼の専門は、悪党を専門に殺す殺人鬼だ。熱い正義の心がそうさせている訳じゃない。デクスターもそいつ等と同様、冷血な悪党、連続殺人鬼だ。ただ殺したいから、いや殺す衝動を抑えられないので殺している。

2014/08/08

もらとりあむタマ子


【物語】※ネタバレあり
 タマ子はスポーツ用品店を自営する父の実家に戻り二人で暮らしている。何をするわけでもなく、漫画を読み、父の作る食事を食べて、ニュースを見て日本はダメだと呟く、そんな毎日をただ過ごしている。

2014/08/07

なんちゃって家族/We're the Millers


【物語】
 マリファナの売人デイビッドはチンピラに商品のマリファナと上納金を奪われる。売人の元締めにメキシコからマリファナを密輸するれば上納金を奪われた件は不問にすると言われる。
 デイビッドは一人では国境で疑われ突破できないと思い、家族連れを装うことを思いつく。近所の金に困っていたストリッパー、ホームレスの娘、母親に見捨てられた少年を雇い、キャンピングカーにのりメキシコに出発する。

 面白い。下品でやり過ぎなネタは笑えるし好きだ。もう少し家族の絆が深まるようなエピソードがあったほうが良かったと思うが、全体的にはかなりよかった。
 一番良かったのは、ウィル・ポールターだ。あの表情は最高。ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島のヘタレのいとこの時もあのテンぱった時の顔も最高だったが、今回も最高だった。あの表情を見てると応援したくなる。

2014/08/06

風立ちぬ

 
 ブルーレイ化されたので観た。以前、台湾の映画館で一度観た事がある。台湾人の観客は日本人と違いストレートに反応する。風立ちぬでは声を出して笑うようなシーンは殆どないが、台湾の映画館では子供時代に主人公の二郎がいじめっ子を一本背負追いするシーンでは笑いとおぉと言う歓声があがり、また西村雅彦演じるの黒川が出るたびに大爆笑していたのが印象的だった。
  私は基本的にジブリ作品に世間一般的な基準から言えば否定的だ。小学生の時は、録画したナウシカを何度も観たが、ストーリーは理解しておらず、主人公が男でもっとアクションシーンがあれば面白いのにと思っていた。ラピュタはそれなりに満足したがやはりアクションが足りない、また大の男たちが少女に惚れるという子供だましが気に食わなかった。トトロも観たが内容が幼すぎ、一回しか見なかった。魔女の宅急便は何の印象も残っていない。紅の豚は機関銃の実弾で撃ち合ってるのに、相手を殺さない主義という子供だましのような偽善がまるで理解できず、ハッキリと宮﨑駿嫌いになった。もののけ姫は映画館で観たが、その後の作品はテレビでやってれば見るくらいのスタンスになり、やがて観るのをやめた。
  しかし風立ちぬは相当、賛否両論で話題になり、庵野秀明が声をやるというので、映画館何年かぶりに映画館に観に行った。そして初めて宮﨑駿の映画で感動して泣いた。初めて何度か観る価値がある映画だと感じた。そして今回観たわけだ。
  この映画は相当変わっている。これは宮﨑駿以外には作れない映画だ。宣伝では実在の人物を描いたとうたっているが、本当は二人の実在の人間をモチーフに新しいキャラクターを作り出している。
  ストーリーもその二人のモチーフとなった人間の人生が交じり合っている。だが闘病モノの恋愛映画でもなく、ゼロ戦開発物語でもない。こんな映画みたことない。劇中の登場人物二人の言葉を借りて、強いて言えば、薄情者でエゴイストの男の物語。
  今回、観てやっと気がついたが、主人公が妻に対し、愛していると言わない。この時代の男は言わないという感じではない。綺麗だね、大好きとは何回か言うが、愛しているとは言わない。妻も言わない。妻にとってもこの結婚生活は冥土の土産的な思い出づくりなのだろう。
  軽井沢で白馬の王子様に再開し恋愛に発展した時は、きっと運命を感じたに違いない。もうすぐ死ぬような自分なのに、男は仕事の次くらいの順位ではあるが自分のことを好いてくれ、しかも結婚もしてくれる。妻は聡明なので、これが山の恋愛だとわかっていた、山を降りれば忘れるような。主人公は良い奴だが、自分を愛してくれてはいない、本当に愛していれば病院で妻を支えていただろう。吐血した時には駆けつけたが、仕事があるのですぐに去っていく。禁煙ファシスト共に批判された妻の前でタバコを吸うシーンは必要だった。主人公は薄情なエゴイストだということがよく分かる。悪いやつではないが、天才なんてのはこんなもんなんだろう。
 冥土の土産なので、傷を付けたくない。引き際も鮮やかだ。妻はすぐに去る。  初めてこの映画を観た時、どこで終わるのかと思ったが、最高のタイミングで終わったと思う。唐突かもしれないが、あのタイミングしかない。余韻は観客に任さればいい。  多分、また観たくなる。

2014/08/04

ストリートファイター/Hard Times


【物語】  流れ者のチェイニー(チャールズ・ブロンソン)は賭け喧嘩を見かけ、マネージャーのスピード(ジェームス・コバーン)に自分の拳を売りこむ。スピードは故郷の町にチェイニーと共に帰る。街の有力者で街一番の選手を抱えているチックに勝負を挑む。 


 オープニング、ブロンソンが貨物列車に無賃乗車してる。良い。素朴で少し悲しい音楽とあいまって泣きそうになる。  
ブロンソンとコバーン最初から最後まで二人の距離が縮まらないのが良い。ベタベタしない距離感。  
 中盤でブロンソンは大勝負に勝ち、二人は大金を手にする。そしてその日の夜にコバーンは賭博で自分の勝ち分をすってしまう。勝負の元手にギャングに借りた金まで返せなくなる。コバーンはブロンソンに泣きつくがブロンソンは完全に無視する。ココらへんがリアルで良い。
  最終的にブロンソンはコバーンを助けてやるが、これもコバーンに同情したわけじゃなく、女にフラれて金の使い道がなくなり、暇つぶしにシカゴから来た男と戦っただけだ、全財産をかけて。女にフラレなかったら助けてないだろう。
  最後、私はブロンソンが負けるんじゃないかと思ったが、ブロンソンは勝って、去っていく。コバーンは奴は大した男だというが、全くその通りとしかいいようのないキャラクターだった。素性がわからない放浪者だが不思議な人間的な魅力があり、腕が立つ男。ブロンソンそのもののような役だった。

i'm the one who knocks!!! ―ウォルターホワイトが殺した人々―



最近、ブレイキング・バッドにハマっている。アメリカで恐らく半世紀はこのドラマを抜くドラマは現れないだろうと言われているドラマだ。海外ドラマの中でも群を抜いてレベルが高い。ストーリーは末期がんを告知された化学教師ウォルターホワイト。家族に財産を残してやろうと覚醒剤の密売を計画する。当然今まで善良に生きてきたので、覚醒剤の作り方はわかるが、売り方が分からない。そこで元教え子でチンケな売人のジェシーとコンビを組むことにする。ウォルターの作る覚醒剤はかってないほどの高純度で今までの市場を一変させてしまう。ウォルターとジェシーはドンドンと深みにはまっていくという話。

この間ブレイキング・バッドのトリビアというネットの記事を見た。その一つにウォルターホワイトのせいで死んだ人間が197人というというのがあった。凄まじい人数だが、これはウォルターが間接的に関わった飛行事故の人数が含まれているからだ。
 そこでふと思った。ウォルターがその意志で殺した人間はどれくらいいるのだろうか?そこでウォルターがその意志で殺した人数を数えてみた。当然ネタバレ注意だ。

2014/08/03

マクベス ザ・ギャングスター/Macbeth


【物語】
 ギャングのマクベスは取引で裏切ったマクドンウォルドを捕える。そこに三人の魔女が現れマクベスに将来、ボスになると予言し消える。マクベスは功績を組織のボス・ダンカンに高く評価される。